◆直心影流直心会の成り立ち◆
本会は、昭和35年(西暦1960年)高崎市の中心部高崎城址内第十五連隊の跡地に誕生した、高崎経済大学の直心影流剣道部卒業生を会員として組織された団体です。
昭和40年代は全国各地でバラバラに活動をしていましたが、昭和54年に会員が100名を超えたのを機に、群馬県在住の石塚氏・島田氏・吉門氏・広島氏・河野氏等8名が集まり会議を開き、再結集を図るために全国組織を立ち上げました。会長 石塚憲一氏・事務局 吉門慶良氏・島田文世氏・河野 武氏の4氏を中心に、翌年から総会(年1回2月開催)の実施、直心会だよりの発行など、本格的な活動が開始されました。
現在も、総会は高崎、東京、大阪、新潟の4箇所持ち回りで開催されています。
◆直心影流直心会の紹介◆
直心会を紹介する前に、高崎経済大学の直心影流剣道部の誕生の経緯を紹介します。昭和35年に高崎経済大学の教授(第5代学長)三瀦信吾先生が入部希望の学生有志と人格形成にふさわしい剣道部を目指し創部されました。三瀦先生は、日が浅い大学に文武両道の学風を作るべく、東京から直心影流第17代大西英隆先生を高崎経済大学の講師として招聘されました。
大西先生は公私にわたり心血を注いで武士道の精髄である剣道を語られ、「日常生活即ち剣道」「学業に励み、身体練磨、品性を高め高尚優雅は人格と心境の向上」など多くの学生の心に感銘を与えられました。その教えを卒業しても忘れないように『直心会』と名付けられたのです。
会員は、平成24年度末現在で309名です。国内はもとより海外の各分野で活躍しています。
会則の第2条にあるように、本会は会員相互の親睦を厚くすると共に、母校剣道部員との関係をより一層深め、剣道部の発展の為に援助することを目的としています。
◆直心会会則◆
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